MIND-V Vol.13 本誌未公開Ver「メリー」


4月17日にミニアルバム『for Japanese sheeple』をリリースしたメリーの本誌に掲載しきれなかった写真&全曲解説をお届けします!


ガラ


ガラ(Vo)

結生


結生(Gt)

健一


健一(Gt)

テツ


テツ(Ba)

ネロ


ネロ(Dr)

メリー


メリー

メンバーによる『for Japanese sheeple』全曲解説


【初回生産限定盤】
2枚組(CD+DVD)/SFCD-0238~239/¥3,000 (tax out)


【通常盤】
CDのみ/SFCD-0240/¥2,400 (tax out)

  1. ① Toxicosis Island
    結生:この曲でガラと歌詞を共作して気づいたんですけど、自分の場合、メロディが先に鳴ってて、それに歌詞を当てちゃってる。意味は後付けなんですよ。自分の書く歌詞って、「sheeple」もそうなんですけど、なんか文字数がカッチリしてる(笑)。ガラって、そういうのをまったく無視して、思いっきり字余りしてるんですけど、そこがガラ節になってて面白いなと。

  2. ② 匿名希望
    ネロ:テンポ感が遅くて難しい曲ですけど、ドラマー的には、そこは大人にならなきゃいけない。“グッとこらえるところはこらえて、行くところは行く”みたいな、メリハリがすごく必要な曲かもしれないです。
    テツ:このテンポ感ならではの哀愁って、新しい扉だと思います。張り裂けそうな哀愁感がファンの皆さんに伝われば、リズム隊としての役割をまっとうしたことになりますね。

  3. ③ Kamome Kamome
    ガラ:「いい違和感が出たんじゃないかな。最初、どんな歌詞にしようか悩んだんですけど、演歌っぽい感じで書いてみたら、サビのメロディに“かもめ”がハマって。
    結生:サビの歌詞が来た時に、LINEで思わず“ありがとう”って送っちゃいましたもん(笑)。『エムオロギー』の時に原曲はあったんですけど、テンポとかがめちゃめちゃ変わって、ようやく日の目を見ましたね。

  4. ④【人間曲芸坐】
    テツ:作曲は結生君と俺の共作ですね。俺が原曲を作って、そこからだんだん結生君が広げてくれて、今の形になったんです。イントロのギターがすごい変わって、それで雰囲気が全然変わりました。あとは、ガラちゃんの低い声っていいよなあっていう。たとえば、あのAメロの語り調。他の曲もそうなんですけど、今回、低音の魅力があるミニアルバムだなと思いますね。

  5. ⑤ sheeple
    結生:並べて聴くと、1曲で聴いてた時とは全然違って聴こえて、他にない存在になったと思います。これがこの作品の中で一番激しい曲なんじゃないですか。
    健一:ライヴで長くやっているせいなのか、この曲は音とかアレンジがすごいメリーっぽくて、なんの抵抗もないというか。いつも通り普通にやってれば「sheeple」になるという感じですね。

  6. ⑥ 最後の晩餐
    ガラ:“哀”ではなく“悲”になりましたね。バンドを続けていることも、こうやって生きてるのも、決して当たり前じゃない。そんななか、俺はステージに立たせてもらってるんだから、やるべきことをちゃんとやらないとなっていう決意の曲でもあるんです。メリーの初ライヴの日(11月7日)にちなんだ、ちょっとした遊び心も感じられるかな? 最後、締められる曲になったと思います。

INTERVIEW&TEXT:TSUKUNE SHIMURA   PHOTO:SAYAKA AOKI(PROGRESS-M)

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